著者
安田泰淳(雑学研究家)
鶴の一声!鶴の鳴き声ってどんな音?
鶴の一声!この言葉を辞書で調べると
〇「実力者の言葉」
〇「人の意見を押さえつける」
〇「誰もが従うような権力者」 と書いてありました。
例文
会議をしましたが、なかなか結論が出ませんでした。そこで実力者である小沢二郎さんが登場! たった一声で結論がまとまりました。
これを鶴にたとえて、「鶴の一声」 というのです。
う~~~ん・・・
ここで疑問に思ったぞ(´^`;)
鶴を用いて表現しているのはいったい何故だろう?
鶴の鳴き声を聞いてビックリしました!
「キョ~~ キョ~~」と、甲高い声で鳴いているではありませんか! 鶴が一声鳴くと、思わず周りがシーンと静まり返るほどの大きさです。
鳥は気管の下にある「鳴管(めいかん)」という膜を動かして音を出しています。しかし、鶴は他の鳥よりも鳴管の筋肉が発達しているので、大きな鳴き声を出せてしまうのです
また、鶴は長い首も持っており、ラッパのような役割を果たしています。 これらの特性が、遠くへと声を響かせる要因になっているのです。
「鶴の一声!」
うまい言葉を用いたもんだ(`-^*) (雑学研究家 安田泰淳)
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