2012年9月24日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家)



ADHDの原因って何ですか?

前回、ADHDとは何ですか?というレポートを書かせていただきました。 → 福祉情報33参照  今回はこのレポートの続きとなります。


文部科学省はADHDの定義を公表しています。


〇ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣りあいな注意力、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。


〇また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。


ええ?中枢神経?
ところで中枢神経って何だろう? そもそも神経って何だろう?


情報の伝達を行うのが神経のお仕事です。
この神経!中枢神経と末梢神経に大別されます。


中枢神経とは全神経の統合・支配を行う場所で、主に脳と脊髄がそれにあたります。


画像はヤフー百科事典から引用

この中枢神経に何らかの異常があり、機能していないのが原因だと考えられています。 その為、「注意力」・「衝動性」・「多動性」に特徴をきたすのがADHDの特徴です。


脳機能の中でも大脳の前頭葉の障害が指摘されており、
先天性なのか? 後天性なのか? 良くわかっていないのが実情です。


では、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?
次のレポートにつづきます。 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家)


    


福祉情報35へ  ADHD!どのような症状が現れるのですか?









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