著者 安田泰淳(雑学研究家) |
高橋名人!ゲームは一日一時間といったのは何故ですか?
あの高橋さん!実は名人になる前、札幌フードセンターというスーパーマーケットで働いていたのです。その会社で導入されたコンピューターに興味を示し、零細企業のハドソンに入社する事になるのです。
やがてハドソンは考えます。
ハドソンのゲームを宣伝するにあたり、高橋さんをゲームの名人に仕立て、子供達の心をがっちり掴もうではないか!この戦略が当たり、ハドソンはゲームの売り上げを伸ばしていくのです。
つまり、高橋さんはハドソンの広告塔だったのですね。
そんな高橋名人!
あるイベントで発言した内容を巡り、役員会で対立する事になるのです。
「ゲームは一日一時間!」
高橋名人の気持ちです
「子供は成長が著しい。大切な時期だからこそ、ゲームだけに留まらず、勉強をしたり、外で遊んだりして、様々な体験をしなければいけないんだ。 だから、一日中、TVゲームで遊んでいてはいけないんだよ(o^。^o)」
役員
「ふざけるな | `Д´|ノ これじゃゲームが売れないではないか(-д-;)
」
しかし、様々な理由で役員もこのキャッチコピーに納得し、やがてCMで起用されるまでに至りました。 古きよき時代です♪ つまり、高橋名人はお金儲けのためだけではなく、子供達の将来の事まで考えていたのですね。
高橋名人は、名人を名乗るにふさわしい人物だった事が大人になってからわかりました(。・_・。)ノ 高橋さん。ぼく達の事を大切に思っていてくれてありがとう((>_<。)。。 それに比べ、今のモバイルゲームといったら・・・
結論
科学が発達しているのにもかかわらず、幸せになれない人が多いのは、科学そのものに依存しているからだと思います。
子供は親に対して依存しています。しかし、自立心が芽生える事で反抗期が訪れます。それと同じで、ゲーマーがキレてしまうのは、ゲームに対する依存心!この依存からくる自立心。つまり、依存に対する抵抗のあらわれではないかと考えています?
その依存にどっぷりと漬け込ませる事で、さまざまな商売が成り立っているのが、現在の成熟した資本主義の構造です。 ← 日本が競争力に乏しくなったのは、依存の構造そのものかもしれません。 (雑学研究家 安田
泰淳)
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