2015年8月12日更新 著者 安田泰淳(雑学研究家) |
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目を開けた状態でくしゃみ!目玉が飛び出る危険性がある

「くしゃみをする時って、必ず目を閉じていますよね~(´^`)」
「ヨ~シ!目を開けた状態でくしゃみをしてやるぞ~ヽ(^‐^)/」
ユーチューバーがチャレンジしそうなその冒険!
ちょっと待ってください(*>_<*)/ 目玉が・・・ 目玉が飛び出してしまうかもしれないよーーーーー。
ポイントは、頬に存在する筋肉と、目の周りの存在する筋肉です。

くしゃみをするとき、激しく息を吸い込みます。そして、「ハクショーーーン」と強烈な勢いでゴミなどを外に出そうとするので、口とつながっている「鼻」・「目」にも負担がかかります。(くしゃみの速度はおよそ300km。肺からの圧力は相当なものです)
その際、脳からの命令で目の筋肉を上昇させるよう指示が出されているのです。つまり、「目を閉じてくしゃみをしてくださいね」 と脳がメッセージを出しているのです。
というのも・・・
くしゃみの際、頬の筋肉を上げることにより、鼻から空気を逃がしやすくしているのです。この命令を無視してしまうと、逃げなかった空気が目に集まってしまい、目の圧力が一気に高まります。これが、眼球脱臼を起こす要因となってしまい、目が飛び出るリスクが伴ってしまう。(このように唱える学者さんがおりました)
一方、目の筋肉と頬の筋肉は連動して動く性質がありますので、目を閉じれば必然と頬の筋肉が上昇し、空気は鼻から逃げていく(^o^)/ くしゃみの際、目を閉じる事ってすごく重要だったのです。
もし、眼球脱臼をお越してしまい目が飛び出してしまったら・・・
すぐに眼科に行ってください。
眼球脱臼は時間との戦いになります。素早く処置を施せば、血管や視神経の負担も少なく、日常生活に影響を及ぼさない程度に回復をいたします。 (雑学研究家 安田泰淳) 2015/08/12
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