総理大臣経験者!選挙で落選した人がいる
今回は選挙にまつわる雑学のご紹介です。
現役の総理大臣が落選した事例は過去の存在しません。 しかし、総理大臣経験者が落選している事例が三件ありました。
最近の事例ですと、 2009年に行われた第45回衆議院選挙!民主党が大勝利を収めたあの選挙です。この時、海部俊樹さんが民主党の議員に大差を付けられて敗北してしまいました。
愛知9区 岡本さん(民主党) 180,609票 海部さん(自民党) 100,549票
海部さんは1990年に行われた第39回衆議院選挙で自民党を大勝に導いた時の自民党総裁でもありました。ちなみに、この時の幹事長が小沢一郎さんです。
一方、自民党には選挙に関する決まりごとが存在します。 「比例代表候補に名を連ねる事ができるのは73歳未満の方だけですよ~~」 と定められているのです。 つまり、自民党は功労者である海部さんに対しても例外を認めず・・・ 落選してしまったのです。
残りの二人は 第46代内閣総理大臣の片山哲さん(1887-1978)
第55代内閣総理大臣の石橋湛山(たんざん)さん(1884-1973)です。 (雑学研究家、安田泰淳)
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