
プロ野球!日本で初めて退場になった選手
日本で初めて退場になった野球選手とは・・・
大日本東京野球倶楽部(読売ジャイアンツの前身)で活躍した苅田久徳(かりた ひさのり)選手です。
日本で二番目にプロ野球選手として契約を結んだ苅田さんは、非常に頭がいい選手として知られていました。
「苅田は頭で走る」 「苅田の前に苅田なく、苅田の後に苅田なし」
とまで言わしめた選手で、初代盗塁王にも輝いています。
1936年の12月に行われた試合の際、審判のジャッジに激高し、塁審の二出川さんを突き飛ばしてしまった苅田選手。
そのとき、二出川さんは苅田選手に 「無礼者!」と叫んだそうです。
すると、苅田選手は自主退場の道を選び、フィールドから立ち去ったと伝えられています。 そうなんです。審判が退場通告をしたのではなく、自らが球場を後にしたのです。
自分の行為を反省し、ケジメを付けるために退場したものと思われます。悪い行動を素直に認めた苅田選手!
う~ん 見習わなければ(*´О`*) (雑学研究家 安田泰淳)
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