司馬遼太郎さんの名作
「竜馬がゆく」の一文です。
「人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。
いったん志を抱けば、この志に向かって事が進歩するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえ、その目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だから、これを計算に入れてはいけない」
2010年の大河ドラマである龍馬伝。
坂本龍馬さんはしきりに「志」という言葉を口にしています。 司馬さんの小説にも、NHKの大河ドラマでも、「夢」という言葉が出てこなかったように思えます。
ここで疑問を抱いたぞ(^人^)
「夢」と「志」の違いって何だろう?という事で簡単に調べてみました(゚∀^)ノ
夢と志の違いは
「自分なのか?」・「それとも他人(社会)なのか?」で区別されます。
「将来はプロ野球の選手になる!」
「将来はお嫁さんになりたいなぁ!」
自分の理想をかなえたり、自分の幸せを望む時に使うのが夢です。
一方、坂本竜馬さんが大河ドラマで口癖のように発している、
〇「日本の仕組みを変えるんだ」
〇「みんなが笑顔で暮らせる社会を作るんだ」
これは自分の幸せではなく、
みんなの幸せを望んでいるので、「志」という言葉があてはまります。
近年、「夢を持っていなければ駄目だ!」とする風潮がありますが、「夢も大切だけど、志も大切だよね\(゚ロ゚)/」 と考えさせられました(^^)
「夢を持って生きるのか?」 それとも、
「志をもって生きるのか?」
じっくり考えてみませんか?σ(´~`)
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