電車の車体にクハやモハ、サハなどカタカナが書かれているがどのような意味なんだろうか。実は電車の車体に書かれている「クハ」や「モハ」は車両の種類を表している。
具体的に書くとこうなる。
クハ=制御付随車※1+普通車(※1 編成の先頭にあるので先頭車とも言う。)
モハ=中間電動車+普通車
サハ=中間付随車+普通車
クモハ=制御電動車+普通車
サロ=中間付随車+グリーン車
モロ=中間電動車+グリーン車
クモロ=制御電動車+グリーン車
クモロハ=制御電動車+普通車+グリーン車
制御付随車とは、「運転台有り、モーター無し」の車両
制御電動車とは、「運転台・モーター有り」の車両
中間付随車とは、「運転台・モーター無し」の車両
中間電動車とは、「運転台無し、モーター有り」の車両
話が変わるが鉄道会社によっては、電動車を表す記号に「モハ」ではなくモの代わりにデに変えた「デハ」を使っている会社もあるが、意味は「モハ」と同じ電動車を指す。
<豆知識>
電動車と付随車を簡単に区別する方法がある。それは床下がスカスカなのかギュウギュウなのかを目で見て判断する事。ただし、東武鉄道で各駅停車用として走っていた東武20070系クハ21870形のように床下がギュウギュウでも付随車という場合や、E233系1000番台モハE232-1200番代のように床下がスカスカなのに電動車という場合もある為、確実な方法ではない。もっと簡単な方法は実際に乗るか車体の屋根上を見る事。屋根上を見たとしても、10号車が付随車で、電動車だと思っていた隣の9号車も実は付随車だという車両が存在する。(E233系1000番代など)やはり実際に乗車するのが一番簡単な区別の仕方だろう。
Σ(´Д`*)マヂデ?!メッチャクワシイヤン…
鉄道の世界はやはり面白い…(笑)
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