視覚障害

平安時代の視覚障がい者!どんな仕事をしていたの?

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現在の視覚障がい者のお仕事といえば、「はり」・「きゅう」・「マッサージ」というイメージが大きいでのですが・・・ 大昔の視覚障がい者の方はどのようなお仕事をしていたのでしょうか?

現在の天皇(明仁)は第125代にあたります。

そして、盲人の働く環境を作ったのは第54代天皇である仁明天皇(にんみょうてんのう)の子供、人康親王(さねやすしんのう)がきっかけだったとされています。

人康親王(831年 ー 872年)
実は30歳を前にして両目を失明してしまうのです。 仕方がなく、静かな場所で隠居生活をおくるのですが・・・・・

ここからが人康親王の人徳が発揮されます。

なんと、自分と同じ境遇である盲人たちを集め、自分の好きな琵琶という弦楽器をみんなに教えてあげたのです。

人康親王は盲人たちに会い、
「我がたる(私と同じだ)、こうして琵琶を弾いていれば、暗闇にも光がさす」と唱え、盲人であっても社会に進出するための琵琶の技術を身に付けさせたのです。

その後、盲人たちは集団を作ります。この集団の名前を、人康親王の言葉を借り、「当道」と呼ばれるようになりました。



やがて、彼らは僧の身分を保ちながら、琵琶を用いてお経を朗読する琵琶法師として、様々な地を駆け巡ることになるのです。

著者 出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています

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