スタジオジブリのトトロのデザイン!
実はとなりのトトロが大ヒットしてからこのマークに変更したそうです。
1984年に公開された風の谷のナウシカ
1986年に公開された天空の城ラピュタ
この二本の映画が大ヒットするのですが、安定して収入を稼ぐことができませんでしたので、社員を雇用せず、映画の制作が完成したら、スタッフ一同を解散させる事で経営せざるをえなかったのです。
しかし、
1988年に公開されたとなりのトトロがヒットし、予想していなかったキャラクターグッズが舞い込んできます。それを製作費に充てる事で経営的に余裕ができ、これ以降、トトロマークを使用する事になったのです。(トトロは守り神なのかもしれません^^)
さらに、1989年に公開された魔女の宅急便が記録的な大ヒット(264万人)すると、宮崎駿さんは、スタッフの社員化と固定給制度の導入を訴え、従業員の賃金倍増を掲げます。
さて、そんなスタジオジブリですが、
そもそもジブリってどんな意味があるのでしょうか?
飛行機マニアの宮崎さん!
第2次世界大戦中、イタリア・カプローニ社の軍用偵察機の名前がギブリ(Ghibli)という名前のものでした。
ギブリは、もともとサハラ砂漠に吹く熱風を表したイタリア語です。宮崎さんは、「日本のアニメーション界に熱風を起こそう」 このような気持ちから、スタジオジブリにしたそうです。
どうして、スタジオギブリではなかったの?
この詳細は不明でしたが、読み方を誤ったのではないか?との説が存在していました。
日本のアニメーション業界!
その多くは海外にお仕事を発注する仕組みで、多くのテレビ番組が制作されています。しかし、宮崎さんは日本の人材を育てる事を第一に考え、ほとんど日本で制作しています。
日本の文化として定着しているアニメ業界!このクオリティを守っている会社こそが、スタジオジブリなのかもしれません。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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