雑学

紙がない時代!何でお尻を拭いていたの?

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トイレにトイレットペーパーがなかったら、大パニックに陥ってしまいます(^^) ここで疑問が!トイレットペーパーがない時代、何でお尻を拭いていたんだろうか?

日本に限ると、「石」や「葉っぱ」、木や竹で作られた「棒」、縄をピンと張り、それをまたいでお尻を拭いていた… というのが、一般的なお尻の拭き方だったそうです。(地域によって異なっていました)

歴史を紐解くと、平安時代にはすでに紙でお尻を拭いていた人も存在していたようです。昔の書物によると、紙置き台について書かれているものがあり、木のへらを使ってお尻を綺麗にし、その後に紙でお尻を拭いている事がわかっています。

(身分の高かった人限定です)



一般庶民が紙でお尻を拭く習慣!これはいつから始まったのでしょうか?

紙の豆辞典によると、明治・大正時代における長野県の農民の調査結果が存在しています。 この頃も、「ワラ」・「葉っぱ」・「棒」・「紙」などで拭いている!という統計が出ています。

つまり、この地域では紙でお尻を拭く習慣は根付いていなかったようです。農村部において、紙でお尻を拭く習慣が芽生えたのは昭和になってからだそうで、新聞紙やちり紙でお尻を拭いていました。

その後、昭和30年ごろから水洗トイレの普及が始まり、ちり紙からトイレットペーパーへと普及していくのです。

著者 出川 雄一(ツイッター)
障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、
実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。
障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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