風邪を防止するために行う ”うがい”
がらがら~ペッ♪っていうあれです♪
世界のうがい事情を調べてみると、欧米や韓国ではうがいの習慣はないようで、逆に下品な行為!と受け止められしまいます。
この事から、うがいは日本の文化ではないか?と指摘することもできるわけです。日本では室町時代に発行された文献にうがいの記述があるようで、一説には平安時代から行われていたのではないか?と指摘する専門家も存在します。
ここで本題に入ります!
何故、”うがい” という言葉になったのでしょうか?
実は・・・鵜飼いからきているのです。
鵜飼いとは人間が鵜(ペリカンの仲間)を使って鮎などの魚を捕まえる漁法です。歴史を調べると、今から1300年ほど前から行われている伝統的な漁法です。(岐阜県に流れる長良川鵜飼が有名で、あの織田信長も鵜飼を保護したと伝えられています)
鵜は鮎を噛まずに丸飲みし、それを吐き出すことから「鵜飼にそっくりだ!」ということで、ガラガラペッを”うがい”と言うようになりました。
追記
真意をよく理解せずに受け入れることを「鵜呑みにする」といいますが、魚を丸呑みすることから、この単語が生まれました。
スリランカでは風邪をひいてからうがいをする人もいるようです。さらに調べてみると、トルコ語ではうがいの事をガルガラ(Gargara)という単語があるようですが、やはりうがいの習慣はないようです。
(著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント