お寿司さんに出てくるお茶が熱い理由。
それは、前に食べたネタの匂い、または脂を洗い流す為に熱くなければいけないのです。 熱で脂を溶かしているのですね。 → お寿司屋さんのお茶が熱い理由
茶葉も、香りや甘みの残る高級なものではなく、 お寿司の味を消すことのない粉茶を使っているお寿司屋さんが多いようです。
江戸末期では、屋台のすし屋が多く存在しており、次々と注文を受けながらお寿司を握っていたそうです。 お茶をだし、お勘定も一人でこなされけばいけませんでしたので大忙しです。
何度もお茶を入れ替えている余裕などありません。
つまり、大きな湯呑みを使うことで、その手間を省いていたのです。また、湯呑みが厚いのは、熱い湯に入れなければ粉茶が溶けないので、薄いものでは都合が悪いのです。
そんな江戸時代の名残が残っており、現在でも湯呑みが大きいのだそうです。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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