大切な小さな命を守らねば!
今回は赤ちゃんの無呼吸についてレポートを書かせて頂きます。
赤ちゃんは、10秒~20秒ほど無呼吸になることが多々あるようです。延髄に存在する呼吸中枢が未熟だからです。
無呼吸になった場合、
脳が延髄に刺激を与えるので、しばらくすると再び呼吸を行います。
しかし長いあいだ呼吸を行わなかった場合には注意が必要です。
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まずは背中や足の裏などに刺激を与えます。
刺激を与えて呼吸を促すのです!(鼻を吸引して呼吸が戻る事も)
それでも無呼吸の状態が続くようなら、口の中を確認し、何か詰まっていないか指で確認します! → 周りに人がいたら救急車を呼んでもらいます。
その後、人工呼吸により赤ちゃんの口に息を吹き込みます。場合によっては心臓マッサージも必要です。一歳未満の赤ちゃんに対しては、口よりも鼻に息を吹きかけたほうが胸に空気を送り込みやすい事がわかっています。
周りに誰もいない場合、上記の内容を約一分ほど行ってから、119番通報を行います。
とっても元気に過ごしていた赤ちゃんが突然死亡してしまう疾患。 これを「乳幼児突然死症候群」(SIDS)といいます。 長い間、研究をしてきましたが原因は未だに不明です。
統計によると、SIDSの発症率が最も高いのは生後4ヶ月前後の赤ちゃんで、1歳未満の乳幼児に多くみられます。
そして、SIDS予防に最も効果があるのが、「仰向けに寝かせる事」だとされています。 というのも、SIDSと診断された幼児はうつ伏せで寝ていた傾向が高く、事故の原因と何かしらの因果関係があるのではないか?とされています。
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1980年代、アメリカでは赤ちゃんを仰向けに寝かせるキャンぺーンを大々的に行いました。
当時、アメリカでは年間7000人~10000人もの赤ちゃんがSIDSにより亡くなっていたからです。欧米ではうつ伏せで寝かせる習慣が残っており、これを改善するためにキャンペーンを行ったのです。
次に妊娠中の女性や赤ちゃんの周りで喫煙しないこと。なるべく母乳で育てること。赤ちゃんを暖めすぎないこと。などを掲げました。 するとSIDSでの死亡率が急激に低下したのです。
出生1000人に対し
アメリカ 2.79 → 0.79
オーストラリア 2.19 → 0.91
デンマーク 1.60 → 0.20
乳幼児突然死症候群!
仰向けに寝かせる習慣をつけてくださいね ヽ(≧Д≦;)ノ
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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