思想と哲学の違いってなんだろう?
哲学と宗教の違いってなんだろう?
実はそれぞれの定義が曖昧なため、はっきりとした答えが存在しないのです。
その為、宗教の場合・・・
「宗教の定義は宗教学者の数ほど存在する」
との言葉もあるようで、文部科学省における宗教定義集には、104個もの定義が書き込まれているようです。
ここでは一般的にいわれている定義について紹介いたします。
哲学とは
存在そのものの意味を考える学問です。
「自分とは何だろう?」・「宇宙とは何だろう?」・「生きるって何だろう?」・「世界が始まる前はどうなっていたんだろう?」・「愛とは何だ?」
このような様々な根源(根っこの部分)を追求するのが哲学です。
その為、「どうして?」・「何故?」などを問い続け、その答えを探し出すのが哲学です。
思想とは
「人生」や「社会」・「日常生活」など、様々な事柄について、「自分はどう思っているのか?」 ・「自分はこうあるべきだ!」
このような考えを理論的(筋道を立てて知識を組み立てる)に表現する事を思想といいます。→ よって直感とは正反対の言葉となります。
「日本の経済をどうしたらよいか?」・「政治はこうあるべきだ!」
この答えを導き出すために、自分なりの哲学などを用いて、その理論を展開させていく事になります。
簡単にいうと、
考えたこと全てが思想という事になります。
宗教とは
世の中、解明できない出来事が数多く存在します。また様々な解釈により、良く判らない事も数多く存在します。
これらの出来事を、組織が崇めている神々を仲介役として考えるのが宗教です。よって組織が崇める神々の存在を認めなければ成り立ちません。
上記はあくまでも一般的な定義です。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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