疲れた時、ブドウ糖 が良いとされるのは何故だろう~?
実は脳が必要とする栄養素は炭水化物のみなのです。つまり、脳は他の栄養素を受け付け入れようとしないのです。
その為、炭水化物(糖質)を摂取しないと、脳に栄養が行き渡らなくなり、集中力の欠如・記憶力の欠如など、脳機能に障害を及ぼす事になってしまいます。
しかし、炭水化物を過剰に摂取するのも問題があります。使わなかった炭水化物は脂肪に生まれ変わってしまい、内臓などにくっ付いてしまうからです。(メタボの原因に)
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さらに調べてみると、単糖とよばれる物質が存在しました。
単糖 = これ以上分解できないもの
代表例 「ブドウ糖 」・「果糖 」・「ガラクトース」 などなど
少糖 = 単糖が少数結合されたもの
代表例 「オリゴ糖 」 などなど
多糖 = 単糖類が多数結合されたもの
代表例 「でんぷん 」
炭水化物とは単糖が二つ以上結びついたものをいいます。
そして)、脳が栄養素として吸収しているのは、炭水化物を分解した時にできるブドウ糖だけなのです。
仕事や勉強などで頭を働かせると、血液が頭に集中し、栄養を供給しようとします。集中力がなくなった時は、エネルギーが不足した時なので、ブドウ糖を摂取すればよい!というわけです。
仕事の後のコーヒー☆ 美味しくないですか?
コーヒーには砂糖が含まれています。この砂糖は「ブドウ糖」と「果糖」の二つの単糖しか結びついていないので、すぐに体内で分解できるのです。
その為、すぐにエネルギーが脳に届くというわけです。
つまり、ジュース(コーラなど)やチョコレートなど、砂糖が多く含まれているものを食べれば、一時的にしのげる!というわけです。
しかし、「少糖」(単糖)を摂取すると、すぐにエネルギーになるため、急激に血糖値が上昇します。(体に負担がかかります) 血糖値とはブドウ糖の濃度の事です。
急激に血糖値が上昇すると、すい臓がパニックを起こし、血糖値を下げるインスリンの分泌量が多くなるケースも存在します。 → 健康雑学89 食生活に注意!犯罪と低血糖には因果関係が
単糖や少糖の過剰摂取はリスクが伴いますので、気をつけてくださいね。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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