競争原理主義者である元政治家の橋下徹さん。
しかし、競争社会に上がれない人に対しては、条例を用いて障がい者を土俵に送り込む政策を実現しています。
大阪府障害者の雇用の促進等と就労の支援に関する条例(通称ハートフル条例 平成22年施行)です。
法定雇用率という用語があります。
原則、障害者雇用促進法では企業で働いている従業員の2.2パーセントを障がい者の方で満たしなさい。このような法律が存在します。(更新日現在)
しかし、大阪府の企業は障がい者の受け入れに消極的で、法定雇用率を達成している企業が43パーセントほどに過ぎませんでした。 (これは全国で43番目の数字となります)
橋下さん
「大阪府は障がい者雇用NO1の都道府県を目指すんだ」
そこで、大阪府障がい者雇用促進センターを開設し、障がい者を雇っている企業に対し、専門家を派遣したり、支援制度の情報を提供したりできる施設を作りました。
これだけでは不十分だ!
さらに、法定雇用率に満たない企業に対しては、雇い入れの為の計画書を義務付けさせ、一定期間内に2.2パーセントの雇用率の達成させる指導を行っています。さらにさらに、雇用率の改善が認められない企業に関しては、入札停止の措置がとられる事になってしまいます。 ← ここが強烈(^^)
一方、障がい者の方をたくさん雇った企業に対しては、府からの表彰・評価・または税制面での優遇措置が受けられます。大阪府の場合、独自に条例を制定して障がい者の雇用を推進するため政策を行っているのですね♪
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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