「飛んで火にいる夏の虫」
これは明るさにつられ火の中に飛び込んでしまう事から、
「自分から災いに飛び込んでしまう」ということわざです。
時には危険をおかしてまで光に飛びこんでしまう虫クン!
クルクル回りながら光に集まるのは何故だろう?
実は!
虫は好んで光に向かっていないのです。
一部の虫は走性(そうせい)といって、刺激に対しそれに向かっていってしまう習性。または遠ざかる習性があるのです。
例えば、ミトコンドリアに光をあてると、光に向かって進む現象がみられます。街灯に集まっている虫も同じような習性があるのです。
[ad]
街灯に向かってグルグル回っているのは何故だろう?
太陽や月は遠くから地球に光を注いでくれるので、均等に光が配分されます。その為、虫はまっすぐ飛ぶ事ができますが・・・
しかし夜になるとそうはいきません。
街灯は一部の場所にのみ光を注ぐので、均等に光を注いでくれません。すると、「右目に入ってくる光」と「左目に入ってくる光」のバランスが崩れてしまい、虫さんは混乱してしまうのです。
虫くん
「バランスよく右目と左目に光を注がなくちゃ~」
と、グルグル回り均等に光が注がれる場所を探しているのです♪
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント