この時期、水の事故が毎年のように報道されています。
もし、水の事故に陥ったら・・・
また、水の事故を見かけたら何をすればいいのでしょう?
いくら泳ぎが上手くても、
水を含んだ洋服を着ながら足泳ぎをするのには限界があります。
しかし、この洋服と自然のメカニズムを利用すれば、呼吸を確保する事ができるのです。
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洋服やズボンなどの浮力を使い自分の体を浮かせるのです。
つまり、洋服を着た状態で仰向けになれば、洋服やズボンが水辺と面し、浮力の力が最大限いかされるというわけです。
泳ぎ疲れた時は力を抜いて仰向けになり、呼吸を確保する事が大切です。(あのラッコスタイルです)
〇おぼれている人を見かけたら・・・
できる限り水に入らないで救助するのがベストです。二次災害に陥るケースが非常に多いからです。
まず、周りに人がいるかどうかを確かめ、助けを求めるのが先決です。
〇「119番通報(海は118番)する人」
〇「浮きやすいものを投げ込む人」
〇「状況を見守る人」、などの協力が必要となってくるからです。
特に、ペットボトルは効果があり、空のペットボトルを投げ込む事で命を救出した事例が多々あります。遠くでおぼれている場合、ペットボトルに少しだけお水を入れれば遠くまで飛ばせます。
また、クーラーボックスやナイロン製のカバンはよく浮きますので救助をする時に役立ちます。仰向けの状態を確保できていれば、お腹の辺りで両手に抱えると、より安定して浮く事が可能です。
泳いで救助に向かう時は洋服や靴下を脱ぎ、浮くもの(ペットボトル・浮き輪・竹・空気が入ったビニール袋など)を一緒に持っていきます。
ここで気をつけなければいけないのは、頭から飛び込んではいけない事です。足場が悪いので、バランスを崩してしまい、頭を水面に打ちつけてしまう恐れがあるためです。
そして、遠回りをしてでも流れに逆らわないコース選びが救助のポイントとなってきます。くれぐれもパニックに陥らないでくださいね。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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