みんなが少しでも寛容であれば、一緒に共存できる社会を作れるのではないでしょうか?ということで、過去の歴史を振り返り、障がい者のあるべき姿を模索している所でございます。
江戸時代、目の見えない盲人が、鍼や按摩などで働けるようになったのは何故だろう?(゚_。)?
管鍼法などの技術の進歩だけではなく、江戸の庶民が盲人に対し、ココロから受け入れる精神があったからこそ、お客さんになってもらえたに違いありません。
目が見えないのに体を預けるなんて・・・ と思われるかもしれませんが、あの徳川綱吉ですら、盲人の杉山和一に鍼を打たせたぐらいですので、完全に信用していたといっても過言ではありません。
江戸時代になると、戦もありませんでしたのでココロに余裕が生まれます。特に江戸の庶民は大らかな性格の人が多かったので、たとえ障害があったとしても、大きなココロで障がい者を受けていたそうです。
また、道徳的な考えも根付いており、
〇「困った時はお互い様」
〇「よい事をすれば、よい事が返ってくる」
このような精神も育まれていたおかげで、目が見えなくても働く事ができたのではないか?と考えられています。 つまり、江戸の庶民は寛容な人が多かったのですね\(^O^)/
この平成の時代、
お互い様の精神が復活してくれれば嬉しいなぁq(^o^)p
ところで、時代の変革に伴い明治時代になると・・・
政府は千数百年ほど続いてきた東洋医学をあっさりと切り捨て、西洋医学の導入を決断することになるのです。
果たして、視覚障がい者の人たちは生き残る事ができたのでしょうか??
次のレポートに続きます。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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