痙攣とは一時的に筋肉が激しく収縮することをいいます。
特にご年配の方に知っていただきたいのですが、
昔の常識では、痙攣をおこした時はタオルやスプーンなどを口に入れ、舌を噛まないように対処しなければいけない!
と教えられてきました。
しかし、痙攣を起こしても、舌を噛まない事が判明してからは、絶対にやってはいけない行為となっています。
どうしてタオルをいれてはいけないの?
タオルやスプーンなどを無理に口にいれることで、窒息してしまう恐れがあるからです。
では、痙攣をおこした場合、どのように対処すればいいのですか?
☆まずは落ち着いて観察をします。
特に注意しなければいけないのは、
〇呼吸をしているか?
〇意識があるか? この部分を確認しなければいけません。
呼吸がなかったり、
痙攣が治まっても意識が戻らない場合は救急車を呼びます。
〇痙攣が5分~15分続いている
〇痙攣が二回以上繰り返す
〇体の一部が痙攣している
〇初めての痙攣
〇嘔吐や頭痛がある
この場合も迷わず救急車を呼んでください。
☆痙攣をしている時はあごを少しあげ、横向きに寝かせます。 嘔吐した場合、嘔吐物がつまり窒息するのを防ぐためです。
☆呼吸しやすいように衣服をゆるめます。
観察を続け、痙攣がおさまったら病院で診察をうけてください。
では、救急車を呼ぶべきかどうか??
判断が難かしくて悩んでいる場合、どうすればいいのでしょうか?
判断を誤り、障害が残ってしまったら大変な事になってしまいます。そんな時、ある機関に電話をかければ適切にアドバイスをしてくれます。
その機関とは・・・
という事で次のレポートで紹介させていただきます。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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