オハコを変換すると、18番と出てきます。
最も得意な芸の事をオハコといいますが・・・ 18番をオハコというのは何故だろう?
1832年、七代目市川團十郎(1791-1859)が最も得意としていた演目を集めた作品、「歌舞伎十八番」を発表します。 実は得意なものを18番というのはここからきているのです。
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十八番をおはこと呼ばれるようになったのは主に二つの説が存在します。
〇その台本を箱に入れて大事に保管していたので、おはこと読むようになった説!
〇鑑定士が、「この作品は本物です」 と認定してもらうことを箱書きといいます。この箱書きと歌舞伎十八番(つまり歌舞伎十八番は本物ですよ)を引っ掛けて、オハコといわれるようになった説!の二つがありました。
七代目・市川団十郎として襲名した時、彼はまだ10歳でした。しかし、メキメキと歌舞伎の才能を伸ばしていき、東海道四谷怪談を演じた事をきっかけに、人気に火がつきます。
しかしこの団十郎!天保の改革の時、贅沢三昧をしていた為に江戸から追放されてしまいました(笑) その後、名前を変えて全国行脚をするのですが・・・
やはり、地方でも大人気ο(‘ v‘ )ο~♪再び江戸の舞台で活躍する事になるのです。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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