CMとはコマーシャルメッセージの略です。
民放のテレビはスポンサーから広告料金をもらい、そのお金で番組を制作しています。
1953年8月28日、日本テレビが本放送を開始します。
この日本テレビの社長だった正力松太郎は、スポンサー企業を集めるために、必死になって探し回っていたのです。 スポンサーが見つからなければ番組が作れないからです。
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しかし、放送開始時のテレビの受信契約台数が約3600台しかありませんでしたので、スポンサーのメリットがなく、厳しい状況が続いていました。
そこで正力さんは考えます。
「人が集まる大きな街に大きなテレビを置くことにしよう。そうすれば、皆に見てもらう事ができるではないかヾ(@゚▽゚@)ノ」
21インチと27インチの大きさのテレビを、
浅草、新橋、品川などに設置することにしたのです。
その数!!なんと220台です。
正力さんの思惑が見事に当たり、翌日の野球中継「巨人VS阪神」戦では、大勢の人々がテレビに群がり始めました。
日本初のテレビCMスポンサー企業は「精工舎」(現在のセイコー)です。放送日は日本テレビ開局日の1953年8月28日でした。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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