2014年9月16日盲導犬が傷つけられた事件が発生した事を受け、JR南越谷駅前の広場にて、理解を深めるためのチラシ配りが行われました。私も点字名刺の合間を縫い、取材を兼ねてチラシを配らせて頂きました。
この日は、越谷市・草加市・杉戸町・春日部市・三郷市・幸手市・八潮市・川口市にある8つの視覚障がい者団体が集まり、大規模なチラシ配りとなりました。
また、朝日新聞・読売新聞・共同通信など、メディア7社が取材に訪れ、東京新聞は一面に。また、チラシを配り終えた後も、NHKからお問い合わせがあったそうです。
ここで疑問に思ったぞ!
「福祉イベントを立ち上げたい。日本中に発信するためには大手メディアの力が欠かせない・・・」 このような志を抱いた方は、いったい何をすればいいのでしょうか?
そこで今回、「盲導犬を傷つけないで」のチラシ配りを行った主催者に、多くのメディアが集まった背景について、直接聞かせて頂きました。
実は!この企画を行う前、「こんなイベントを行いますよ~♪」という情報を、ある機関に伝えておりました。
それは記者クラブです。
記者クラブとはいったいなんだろう?
記者クラブのHPを拝見すると、「報道機関と団体との接点となる重要な位置を占める制度」と書かれておりました。
別の媒体で調べてみると、大手メディアが中心となって構成されている任意組織で、取材を目的とするために形成されている組織という事です。
埼玉県越谷市には、越谷市役所に記者クラブが存在し、「9月16日に盲導犬を理解してもらうためのチラシ配りを行いますよ~」という情報を、記者クラブに対して事前に伝えていたのです。
この情報をキャッチした記者クラブは、それぞれの会社(本社)などに情報を伝えます。そして、「これは記事になりそうだ!」 このように思ったメディア各社が現地に駆け付け、取材を行っているのです。
へ~~(^-^)
そんな仕組みになっているのかぁ(^o^)v
今回、盲導犬への関心が高まっていたことから、多くのメディアが現場に駆けつけ、取材を行って頂きました。
ちなみに、駅前広場でチラシ配りを行う際、警察へ行き道路使用許可申請を行っています。手続きは忘れずに☆
少しでも盲導犬への理解が深まれば嬉しいです。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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