前回、ADHDとは何ですか?というレポートを書かせていただきました。 → 福祉情報33参照 今回はこのレポートの続きとなります。
文部科学省はADHDの定義を公表しています。
〇ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣りあいな注意力、衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
〇また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。
ええ?中枢神経?
ところで中枢神経って何だろう? そもそも神経って何だろう?
情報の伝達を行うのが神経のお仕事です。
この神経!中枢神経と末梢神経に大別されます。
中枢神経とは全神経の統合・支配を行う場所で、主に脳と脊髄がそれにあたります。
この中枢神経に何らかの異常があり、機能していないのが原因だと考えられています。 その為、「注意力」・「衝動性」・「多動性」に特徴をきたすのがADHDの特徴です。
脳機能の中でも大脳の前頭葉の障害が指摘されており、
先天性なのか? 後天性なのか? 良くわかっていないのが実情です。
では、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?
次のレポートにつづきます。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています
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