ところで葉っぱのお仕事は何だろう?
実は木の栄養を一生懸命作っている場所だったのです☆
太陽の光を吸収し、空気中にある二酸化炭素や根っこから吸収している水などを使い栄養を生産しています。
この活動が活発に行われるのは太陽の光が長時間注がれる春から夏にかけてです。この季節が木の成長期となります。
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しかし、秋になると日が短くなり太陽の光を受けにくくなってしまうので、栄養を作りにくい環境になってしまいます。さらに、追い討ちをかけるのが冬場の乾燥です。
葉っぱは気孔という場所から木の水分を放出させています。つまり、冬場に葉っぱが茂っていると、木の水分が奪われてしまい、脱水症状を起こしてしまうのです。
木は悩みます
「冬場になっても葉っぱに栄養を作ってもらうべきか? それとも葉っぱと別れて乾燥を防ぐべきか?」
木は悩んだ末、葉っぱを落とす事を選ぶのです。
木は離層(りそう)という仕切りを作り、栄養のやり取りを遮断します。すると、葉っぱは衰えてゆき・・・・ やがて、でんぷんなどが化学反応を起こし、葉っぱの色が変わっていくのです。
つまり、葉は衰えているために色が変わっているのですね。
やがて力尽き・・・ 落葉していくのです(><)
紅葉を眺めると、少し寂しく感じてしまうのはこのような理由があるから・・・・ なのかも知れませんね(TДT)
追記
葉っぱが落ちるのは比較的暖かな気候に存在する広葉樹林です。寒い地域に存在する針葉樹林は乾燥を抑えるために針のような形をした葉っぱになっています。
その為、水分を放出しにくいため、葉っぱを落とす必要がありません。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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