自分の意見を適切な表現で伝える事をアサーションといいます。
コミュニケーションには主に三つのパターン存在します。
〇ノンアサーティブ
自己主張が苦手なので、自分の思いをうまく主張する事ができない・・・ いつも相手に合わせて行動する。
〇アグレッシブ
自己主張が強すぎて、相手の考えを無視する人!一方的に自分の考え方を押し通す。
〇アサーティブ
相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを素直に表現する。
このコミュニケーション理論を頭に入れておき、アサーティブに意見を交わせれば、良好な人間関係を築くことができる。とされています。
事例1
A君は遅刻をしてしまいました。
この遅刻に対して
自己主張が強いアグレッシブな上司ですと
「ふざけるな!何時だと思っているんだ<`∧´╋>」と主張します。これでは部下が根にもつ可能性もあります。
[ad]
自分の思いを主張しないノンアサーティブな上司ですと
「ハァ・・・」とだけいい、何も言わずに立ち去ってしまいます。心が弱い部下だと一日ショボボーンな気分になってしまいます。
アサーティブな上司だと
「いやー心配したよ。とにかく無事でよかった。事故にでもあったのかと思ったよ。決められた時間に出社しないと、仕事に支障をきたすから二度と遅刻はするなよ!」
相手の気持ちを配慮しつつ、自分の主張を口にする。これならば、遅刻した部下も素直に受け止める事ができました^0^
事例2
B子さんは飲食店で働いていました。
しかしお客さんからのクレームが飛び込みました。
お客さん
「ふざけんな!もう30分も待ってるんだ。」
店員さん
「こんなにお暑い中お待ちいただきすみません。空き次第テーブルをご用意させていただきますので今しばらくお待ちください」
「暑い」というお客様のお気持ち。私はしっかり理解していますよ。
という表現を使う事で、イメージも変わってきますよね^^。
しかし、強引にアサーションを使おうとすると、逆効果になることもありますので、適切にご利用ください☆
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント