アスペルガー症候群とは何だろう? このようなテーマでレポートを書かせていただいております
今回は自分はアスペルガー症候群(自閉症)かどうか?を診断するサイトが存在しましたので紹介いたします。
自閉症スペクトラム指数自己診断 ← 外部サイト
これは、千葉大学の若林明雄さんや、国立特殊教育研究所の東條吉邦さんらが考案した、”健常者と自閉症の境界線” を数値化して表したものです。
自閉症スペクトラムのスペクトラムとは “連続体” という意味があります。 虹を想像してみてください。 赤から紫まで微妙に色が変わっていますが、「ここまでが赤で、ここまでがオレンジ色」という境界線が存在しません。
この虹色の状態を連続体といいます。
自閉症スペクトラムとは、IQの低い自閉症から、IQの高い自閉症(アスペルガー症候群)までを、1つの連続した障害として考える事をいいます。(境界線がありませんので、100人いれば100通りの自閉症者が存在します。)
自閉症スペクトラム指数自己診断 ← 外部サイト
この適性検査では、「社会的スキル」・「注意の切り替え」・「細部の注意」・「コミュニケーション」・「想像力」について、各10問で構成されており、4つの選択肢に対し強制的に回答させる内容となっています。
アスペルがー症候群 57人
成人194人
大学生1050人
を対象に自閉症スペクトラム指数を自己診断してもらった結果、
アスペルガー症候群で33点以上だったのは87パーセント
一方、健常者で33点を超えた人は3パーセント弱でした。
この論文によると、
33点が識別点として考えられるのではないか!と訴えています。
また、健常者で33点を超える人のうち、
12人に面接を行ったところ、7人がアスペルガー症候群の診断基準に当てはまると判断されました。
しかし、社会に適応できない!と訴える人は一人もいなかったようで、自閉症と診断する必要はないと判断しています。
あくまでも簡易ツールですが、気になる方がいらっしゃいましたら
参考程度に試していてはいかがでしょうか?
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント