BUY AMERICAN(アメリカの物を買いますよ~)という意味で、アメリカのオバマ大統領が表明した経済政策です。
オバマ大統領、
「皆の衆!今はものすごく不況じゃん♪だから景気を回復させるために公共事業を行う事にしたよ!その際、海外のものを使用せず、アメリカの製品を積極的に使って公共事業を行うぞ☆」
[ad]
これがバイアメリカン(条項)です。
ちなみに公共事業とは、公共(社会全体)の利益のために行う事業で、国の税金で行われます。
しかしこの経済政策は海外から大ブーイング!
当時の首相であった麻生さんですら駄目出しをしています。
麻生首相
「米国製鉄鋼を買わない限り橋を造れないという話は、WTO(のルール)には明らかに違反しているのではないか」
海外からの批判があったため、
2009年2月にバイアメリカン構想を修正して議会に提出したそうです。
WTOって何よ?
WTO(世界貿易機関)とは、各国が関税をかけずに自由に貿易ができる社会を目指した組織です。1995年までGATT(関税および貿易に関する一般協定)という組織でした。
例えばWTOのルールでこのようなものがあります。
「日本の都道府県などは3500万円以上の物を購入する場合は一般競争にしなければいけない」というものがあります。
都道府県が地元の企業の商品を積極的に購入してしまうと、海外から輸入された商品が売れなくなってしまいます。自由貿易に支障が出るというのが理由です。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント