以前、ドレミファソラシドは何語なんだろう?というテーマでレポートを書かせて頂きました。 → ドレミファソラシドは何語ですか?
そうなんです。イタリア語だったのです♪
さてさて、今回はドレミの歌について調べてみました。
「ド」はドーナッツのド
「レ」はレモンのレ
「ミ」はみんなのミ
「ファ」はファイトのファ
ここまでは順調です♪
しかし・・・
「ソ」は青い空 ← なんでやねん\(-_-)
各節の頭の部分が、ドレミファから始まっていたのに・・・ 「ソ」だけが青い空ではありませんか(゚◇゚) どうしてだろう?
このメロディ!1959年に公開されたミュージカル、サウンド・オブ・ミュージックの一場面で使われている音楽です。 そして、このミュージカルを実際に観に行き、感銘を受けた日本人がいたのでした。
ペギー葉山さんです。(1960年)
ペギーさんの行動力は凄かった。
観劇後、すぐに劇場の売店で楽譜を購入し、ホテルでこのメロディに歌詞をつけていたのです。その時に書かれた歌詞こそが、
「ドレミの歌」だったのです。
最初、頭の部分を全て子供の食べ物で統一させたいと考えておりました。 しかし、ファの部分でつまづいてしまうのです。「ファ」は、どうしてもファンタしか思い浮かばない(^^)
「これでは、商品の宣伝になってしまう・・・(*´д`*). 」
そこで発想を転換し、食べ物に縛られず自由な発想で歌詞を考えた結果・・・ 「ソ」は青い空と、根底を覆す、自由すぎる歌詞になってしまったのです。
本人曰く、「発想の転換だから、そんな事(深く)考えなかった」と語っておりました。(本人談)
サウンド・オブ・ミュージックはニューヨークのブロードウェイで催されておりました。このニューヨークの空が凄く高く、凄く青かったので、「青い空」というフレーズを入れたのでした。
「ソ」以降の盛り上がり方が半端ないドレミの歌。規制にとらわれない大胆な発想が、この曲を名曲に押し上げたのかもしれませんね。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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