江戸時代!
繁盛しないウナギ屋さんがあったとさ☆
店のご主人は考えます。
「どうしても夏場に売れなくなってしまう・・・ どうしたらクソ暑い時期にウナギを販売する事ができるのだろうか?」
そこで、知識が豊富な平賀源内(本草学者=薬用になる植物を本草[ホンゾウ]といいます)に相談した所・・・
「丑の日の『う』を引っ掛けて、『う』のつくものを食べると夏ばてしない。」そんないい伝えを教えてあげたそうです。 そして、「本日、土用丑の日」と書いて、店先に貼ればいいんじゃないの?と勧めたのです。
そこで、ご主人は土用の丑の日にポスターを貼ると、お客さんは興味を示し、「あの平賀源内のいう事だから間違いないだろう!」ということで、このうなぎ屋さんは大繁盛したそうです。
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その後、他のうなぎ屋さんもこれ真似るようになり、土用丑の日にうなぎを食べる風習が定着しました。 との説が有力となっていました。
◎土用の丑の日!土用って何ですか??
大昔の中国では5行説という思想が存在していました。
五行とは「木・火・土・金・水」を表します。 「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」
つまり、「五つの元素は互いに影響しあうのだ」とする考えです。
ある時、この五行説を「季節に割り当てよう」とする者が現れます。
「春=木」 「夏=火」 「秋=金」 「冬=水」
あれれ?「土」はどうしよう・・・ 余っちゃったではないか?
そこで、各季節(立春、立夏、立秋、立冬)の前の18日~19日間を「土」とすることで帳尻を合わせたのです。
お近くにあるカレンダーをご覧ください。
日付に「とり」とか「いぬ」とか書いてありませんか?「丑の日」とは土用入りから数えて「うし」にあたる所が「土用の丑の日」となります。
例
2011年の立春が2月4日ですので、土用入りは1月17日となります。この1月17日~2月4日に、うしが書かれているのが1月22日と2月3日。
土用の丑の日はこの二日となるわけです
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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