エンドルフィンは脳下垂体から分泌されます。画像は中外製薬から引用
長時間走り続けると、だんだん気分が高まってきます。 この状態を、俗に「ランナーズ.ハイ」と呼ばれています。
う~ん??
最初は苦しいのに、だんだん高揚感が増してくるって・・・ なんだかおかしな話です(`∩´) しか~し、これにはちゃんとした理由があったのです!!
人間は強い痛みやストレスを感じたとき、
脳下垂体という場所から「エンドルフィン」という物質が出されるのです。
この物質は脳内麻薬とも呼ばれており、
モルヒネのように痛みを止めてくれる役割があるのです。(モルヒネとエンドルフィンは分子構造が似ています)
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凄く熱いお風呂に入った時に、「気持ち良い~~」と感じた事はありませんか? 実はこれもエンドルフィンがかかわっているようです。刺激が脳に伝わり、エンドルフィンが分泌されているのです。
このエンドルフィン!やはり依存性があるようです。
引退したマラソン選手が毎日欠かさずジョギングをするのは、エンドルフィンの特徴である依存性によるものだと考えられています。
また、リストカットをすると精神的に安らぐのはエンドルフィンが大量に分泌されるからだとされています。 しかし、リストカットを繰り返し行ってしまう原因のひとつが、エンドルフィンの特徴である依存性が関係しているのではないか?とする説も存在しています。
さらに、パチンコやパチスロで、「7」 がそろうと大量にエンドルフィンが分泌されるのがわかっています。このエンドルフィンがパチンコ依存症へと導いてしまう要因なのかもしれません。
エンドルフィン!
人間を不幸せにする要因にもなっていますので、生活に支障をきたしているときはエンドルフィンを自覚してみてくださいね。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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