福祉とは「幸福」や「幸せ」と表す単語です。
児童福祉 = 児童の幸せ
障害者福祉 = 障害者の幸せ
そもそも福祉という言葉は戦後に生まれた単語です。
戦争に負けた日本はGHQの支配下となります。やがて、GHQはwelfareを意味する単語を日本国憲法に表記しなさい!と命令を出すのです。
しかし、福祉という単語がまだ存在していませんでしたので、「『welfare』を表す日本語を作らなければならない!」
そこで誕生したのが福祉という単語でした。
福祉という単語に注目してみると・・・
福祉の「福」は幸福の福!
そして、福祉の「祉」には神の恵み!という意味が込められています。
「福」にも「祉」にも左側に「ネ」という字が入っています。
この「ネ」の旧字にあたるのが象形文字の「示」になります。どうやら、この「示」には神や天という意味があるそうです。
もう一度、福祉の「祉」に注目してください。
「ネ」に「止」と表記されています。つまり、神様がとどまり続ける = 幸福が長く続くように! という意味が込められています。
福祉の本質を、
漢字から受け止めることができるのではないかと思います。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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