「被告」や「被告人」は、訴訟において訴えられた人を表す言葉です。
裁判に関するニュースを見ると・・・・
「○○被告」と呼ばれる場面と
「○○被告人」と呼ばれる場合が存在しました。
被告と被告人・・・
両方とも同じ意味だと思っていたのですが・・・ いったい何が違うのでしょうか?
実は法律上、民事訴訟(行政訴訟)の第一審を「被告」と呼ばれ、刑事訴訟の第一審に関しては「被告人」と呼ばれるのです。
つまり民事訴訟で訴えられた人と、刑事訴訟で訴えられた人とでは、それぞれ表現の仕方が異なるのです。
また民事訴訟に関しては、第二審と第三審はそれぞれ違う言葉で表現されています。
第二審は「被控訴人」
第三審は「被上告人」
まるで成長するごとに名前が変わる出世魚みたいですね♪
刑事事件の場合、
第一審、第二審、第三審とも被告人のままでした。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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