銀行と銀行とが、お金(為替)を融通しあう市場をインターバンク市場といいます。
例
A銀行は信用が高く、たくさんのお客さんがお金を預けてくれました。しかし、B銀行は、お金を引き出しに来るお客さんが多く、お金が足りなくなってしまいました。
この時に、B銀行は「インターバンク市場」で、資金がたくさんあるA銀行からお金を借りる事で、お客さんの支払いに対応できました。
この時に支払われる金利は、中央銀行が定めている金利よりも高いものとなっています。リスクの分だけ、多くの金利をとっているのですね。
金融危機の原因の一つが「インターバンク市場」が機能していないことがあげられています。B銀行は倒産するのではないか?との不安から、B銀行にお金が流れていない!このような本質が隠されているのです。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
コメント