視覚障がい者の方が通う特別支援学校(盲学校)には理療科というものがあり、「あん摩」・「マッサージ」・「指圧」・「はり」・「きゅう」などを勉強するコースが存在します。
ここで体の理屈を学ぶ事になるのです。
そして、どうしても避けて通れないのが、”経絡” と呼ばれる用語です。
中国では「気」や「血」の巡りを大切にする医学が発展しています。いわゆる東洋医学です。
そして、この、「気」や「血」が流れる道筋の事を経絡(けいらく)と呼ばれており、一般的に鍼灸師はこの経絡の理論に基づいて施術する事になっています。
経絡の一例
経絡上に存在するのがツボです。東洋医学では、ツボは気(生命エネルギー)の出入り口だと考えられています。
経絡は気(生命エネルギー)が循環する道ですので、経絡上に存在する特定のツボに異変が起きていると、「あなたは胃の調子が悪いですね!」・「腸の調子が悪いですね!」と判断することができるのです。(ツボを用いた治療が行われます)
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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