同じ日本でも、景気のいい地域もあれば、景気の悪い地域もありますよね。地域間の格差は広がる一方なのだそうです。
「県民経済計算」という聞きなれない言葉をご存知でしょうか?
「国内総生産(GDP)」や「国内所得」の県バージョン!といえばわかりやすいかと思います。
2009年2月12日に内閣府が県民経済計算を発表しました。それによると、景気が良かった平成18年度の一人当たりの県民所得の
第一位が「東京」で482万円
第二位が「愛知」で350万円
第三位が「静岡」で338万円
でした。
一人当たりの所得が最も低かったのは
「沖縄」で208万円 続いて
「宮崎」で215万円 その次が
「長崎」で215万円でした。
東京と沖縄ではこれだけの開きがあるのですね。この数字の特徴は、所得が高い地域は年々所得が高くなる傾向にあり、所得が低い地域は緩やかに所得が低くなっている点です。
東京では平成8年度の一人当たりの所得が427万円ですが、年とともに増えている傾向にあります。一方、宮崎や長崎などは、小さな範囲の中で上がったり下がったりしながら、所得が低くなっています。(沖縄はほぼ横ばいです)
この統計からも、地域間の格差が広がっている傾向がわかりました。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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