2014年11月29日、埼玉県越谷市で 「私たちを知ってください 性的少数者や中途視覚障がい者」という題目で、皆様のお話を聞きに伺いました。
上の写真に注目です。
性的少数者の会の代表の方が、一番最初に黒板に書きだしたアルファベット四文字が「L・G・B・T」というものでした。
はて?これは一体なんだろう?
「L」 | レズビアン | |
「G」 | ゲイ | |
「B」 | バイセクシャル | |
「T] | トランスジェンター |
レズビアンは、恋愛的に女性に惹かれる女性をさします。
ゲイは、恋愛的に男性に惹かれる男性をさします。
バイセクシャルは、男性と女性に惹かれる人を指します。
トランスジェンターは、性同一性障害(体と心が不一致)の人をさします。
この四つの頭文字をとり、LGBT(エルジービーティ)と呼ばれているのです。講演を聞かせて頂くと、「LGBTは自分たちが自分たちに対していう言葉」という事をおっしゃっておりました。
そして、性的少数者の事をセクシャルマイノリティと呼ばれており、LGBTはまさにこれに含まれているとの事でした。
今回、講演をされていたのは、体が女性でココロが男性のトランスジェンターの方でして、男性ホルモンを投与するにとどまらず、すでに胸を取る手術を既に行っておりました。
性は生命における根底そのものです。この根底が揺らぐことにより・・・
つまり、性におけるココロと体が不一致の状態は、当事者にとって耐え難い苦しみとなっていたのです。講演者の方は、セーラー服を着るのが苦痛となり高校を退学。制服が存在していない通信制の高校に入学する事になるのです。
講演者の方がショックを受けた事。
それは、「あの子は男の子? それとも女の子?」 という他人の言葉を、耳にしてしまった時だそうです。 些細な言葉が人のココロを傷つけてしまっている。配慮の大切さを訴えておりました。
相手の事を理解するためには、相手を知る事が大切だったのだと改めて実感いたしました。配慮の大切さを学ばせて頂きましたm(__)m
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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