画像は旭化成パックスから引用
「ラーメンのスープの袋」や「お菓子の袋」
どこからでも簡単に切れるようになりましたよね。 ”どこからでも切れます” と表示されているものが増えてきました。
以前は、切り口が一ヶ所だけしか入っていなかったり、ハサミが必要だったりと、とても面倒くさい思いをしていましたが(TT)・・・ しかし、この技術が開発されてから生活がとても便利になりました。
どこでも切ることのできる技術を、マジックカットと呼ばれており、旭化成パックスという会社が開発したものです。
この会社の役員さん。
新幹線でビールのつまみに買ったイカの燻製の袋がなかなかあかず、困り果てていたのだそうです。そこで、会社の技術者に、「どこでも簡単に切れる袋はできないものか?」 と提案したことから開発がスタート!
マジックカットという技術が誕生したのです。
どこからでも簡単に切れるようになったのは何故か?
それは、袋に数ミリ単位の小さな穴を無数にあけることによって、どこからでも簡単に切れるようになったのです。
1980年代には、すでにこの技術が開発されており、特許も申請していました。しかし、なかなか普及までには至りませんでした。
そこで、他の企業とライセンス契約(他者に対して、特許の利用許可を与える事)を結ぶ事によって、様々な会社がこの技術を使うようになり、少しずつマジックカットが普及していったのだそうです。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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