まっくらやみのエンターテイメント!
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは、光のない空間に数名の人たちが同じ時間を共有する体験講座です。
人は視覚を遮られると恐怖感に苛まれます。
しかし、時間が経過すると、視覚以外の感覚を研ぎ澄まそうとさせ、仲間との連帯感が生まれます。
やがて、みんなと情報を共有しようとするのです。
発案者のハイネッケさん
「暗闇はコミュニケーションを活発にさせるんだ。何故ならば、髪の色や皮膚の色などが存在しないので、偏見なんて生まれない。 この暗闇にこそ、人々が近づけるヒントが隠されているんだ。」
つまり、ダイアログ・イン・ザ・ダークの狙いは
「心を大胆に開くきっかけにしてほしい。そして、お互いが協力することで謙虚さや感謝の気持ちを思い出してほしいんだ。」 そんな気持ちで運営しているそうです。
そして、ダイアログ・イン・ザ・ダークの道先案内人こそが視覚障がい者の方々です。 暗闇の中では、視覚に障害があろうがなかろうが、まったく関係のない空間となっています。 つまり、暗闇が壁のない世界を演出しているのです。
ハイネッケさんの言葉「私達は社会起業家として視覚障がい者の新たな雇用機会を創出し、障害に関する認知度を高めることができた」
〇ダイアログ = 対話
〇ダーク = 暗い
社員一人ひとりの潜在意識を開花させる目的で、企業の研修などで活用されるケースが多いようです。
出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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