盲導犬の存在を知ってはいるのですが・・・
街で盲導犬を見かける機会がそれほどありません。
ご存知の通り、目の不自由な視覚障がい者の方を誘導する役割をはたしている盲導犬!実際にはどのぐらいのワンチャンが活躍しているのでしょうか?
実は盲導犬と生活をしている人はそれほど大勢いるわけではないのです。なぜならば、盲導犬の数が少ないからです。
〇「盲導犬が今すぐ欲しい」
〇「将来のことを考えると欲しくなる」
と思っている方は、
平成10年度でおよそ7,800人いました。
しかし、盲導犬の数は2011年3月現在、1,067頭しか存在していないのが実情です。
育成する団体にもよりますが、
盲導犬一頭にかかる費用は420万円ほどかかるとされています。
しかし、その運営資金の大部分を寄付金の収入で賄っていますので、どうしても限界が生じてしまうのです。
日本盲導犬協会の収支報告書を拝見すると、収支に占める寄付金の割合が75パーセントを占めており、盲導犬に関心を寄せている皆様の善意で、組織が成り立っている事がわかります。
少しでも盲導犬の存在を理解していただければ幸いです。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています
関連動画
引退盲導犬、パピーウォーカーの元へ帰る youtube
コメント