2014年現在、ブラジルでワールドカップが開催されています。この開催地であるブラジルで、家族と仲間がタッグを組み、盲ろう者であるカルロス君にワールドカップを楽しんでもらいたい♪ こんな気持ちから、あるプロジェクトが決行されました。
盲ろうといえば、目と耳が聞こえない方ですよね?
どうやって、ワールドカップを楽しませようと考えたのでしょうか?
まずは手作りで、サッカーコートに見立てたボードを作ります。
左にいる男性の方は、テレビのモニターを見ながらボールの位置をカルロス君に報告しています。ボードの上に盲ろう者の指を握りしめ、上下左右に動かす事でボールの位置を教えています。これで、ブラジルが攻めているのか?守っているのかがわかりますよね\(^O^)/
右の女性の方は、盲ろう者の背中に向かってメッセージを発信しています。盲ろう者に対するコミュニケーションのひとつに、背中に文字を書く方法がありますので、この手法を用いて解説しているのだと思います。
ブラジルがクロアチア陣営に攻め込みます。そして、ついにその時がやってまいりました。 待ちに待ったゴ~~~~ルです♪
ブラジルが得点を入れました(ノ^-^)ノ おお~~ 凄く喜んでおりますね♪ ゴールが決まった瞬間をちゃんと理解しています。
目が見えなくとも、耳が聞こえなくとも、喜びを共有することができるんです☆ スポーツって本当に素晴らしい。そして、仲間や家族はもっと素晴らしい。
みんなが協力してスポーツを楽しんでいるからこそ、喜びもひとしおなのかもしれません。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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