日本初の日本銀行券は1885年(明治18年)に発行されました。それまで、政府がお札を発行していたり、民間銀行がお札を発行していたので、それを統一する意味も含め、日本銀行券が誕生しました。
やはり、この時代も偽物対策に力を入れており、イタリアから有名な彫刻家を招き入れ、精巧なデザインを用いる事で偽造を防止していたのです。
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しかし、お札を発行するに当たり、大きな過ちを2つ犯してしまいました。
1つは水色の紙幣を発行したことです。
見栄えの良い紙幣を作ることに専念したために、鉛化合物を使いお札を作ってしまったのです。
実はこの成分!
温泉などの成分と化学反応を起こしてしまう性質があったのです。温泉に行ったお客さんは真っ黒になったお札を見てびっくり仰天したそうです^^
もう一つは、紙幣に光沢を出そうとしたために、こんにゃく粉をお札に混ぜていた点です。これが、ネズミの標的となってしまい、えさの対象になってしまいました(^^)
新しいものを作り出すって・・・
何かと大変なのですね(^^)
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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