認可制がややこしいのは、基準があるものの不明確なものが多く、行政側の担当者の判断で、その是非が決まってしまう点があげられます。
社会福祉法人が認可制です。
一方、認証制とは行政側の裁量が存在せず、基準に従って書類を提出し、条件を満たしてさえいれば、認めざるをえない制度です。
NPO法人が認証制です。
NPO法(特定非営利活動促進法)が施行されたのは1998年12月です。しかし、それまでの間はどうだったのか? というと、公益な事業を法人で行う場合、全て認可を受けなければいけませんでした。
せっかく志がある人が挫折してしまう・・・
そこで、阪神淡路大震災をきっかけに、社会貢献活動を行っている市民団体に対し、容易に法人格を取得できる制度を導入したらどうか?という声が高まっていきました。
NPO法が施行された事により、簡単な手続きで法人を作る事ができるようになりました。
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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