肩から肘までの腕を二の腕と呼んでいます。
ムムッ!「二」の腕があるのならば「一」の腕があってもいいのになぁ?
「一の腕」ってあるのですか?
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実は私達が二の腕と呼んでいる所こそが、一の腕と呼ばれていた場所だったそうです。そして、肘から手首までの部分を二の腕と呼ばれていた!とする説が存在しました。
1603年に発行された日葡辞書。
これは日本語をポルトガル語に訳した辞書です。
この辞書によると、
「肩」から「肘」までの部分を一の腕!
「肘」から「手首」までの部分を二の腕!
と書かれていたのです。
いつしか、一の腕と呼ばれていた部分が二の腕と呼ばれるようになり、一の腕が消えてなくなった!と言われています。
日葡辞書そのものが間違いだったのではないか?
など様々な見解があるようですが・・・
ちなみに現在の国語辞典の中には 「一の腕=肩からヒジまでの腕」と記載されているものも存在するようです。
追記
医学の世界では
〇肩から肘の部分を上腕
〇肘から手首の部分を「前腕」(ぜんわん)と呼ばれています
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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