年間の節目となる年中行事を節句(日本の暦の一つ)といいます。
3月3日は上巳(じょうし)(桃)
5月5日は端午
7月7日は七夕 などです。
もともと、この季節になると神様に料理を捧げていました。
奈良時代頃に天皇の居所(宮中)で行われていたのですが、江戸時代になると庶民達がこの儀式を真似るようになるのです。
いつしか、
おせちはお正月にのみ食べる習慣へと変化して現在にいたります。
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おせちを漢字で表すと「御節」となります。
朝廷では奈良時代頃から節目になると神様にお供え物をし、悪魔ばらいをする習慣がありました。 そのお供え物を ”御節供(おせちく)” といいました。
「節目の日に供える」という意味があります。
江戸時代になると、庶民の生活が少しずつ豊かになり、この儀式を真似る者が現れます。この習慣が現在でも受け継がれているのです。
一説によると、
お節供料理から、おせち料理に変化したのは第二次世界大戦後だといわれています。自宅で料理を作るのが当たり前の時代でしたが、やがて戦争が終わると、デパートなどでも販売されるようになるのです。
この時、お節供(おせちく)料理から「く」を省略した、おせち料理で販売されたそうす。何故、くを省略したのかは定かではありません。
追記
ところで、おせちは4~5重箱に入っていて、とても一日では食べきれない・・・(´.ω.`;A) どうしてこんなに多いのだろう?
元旦からの3日間は神様を迎える期間でもあります。
キッチンでガチャガチャ音を立てることなく静かに神様をお迎えしましょう! ← このような理由で料理をいっぱい作っておくのです。
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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