雑学

横断歩道!シマシマ模様になったのは何故?

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以前の横断歩道です。そうそう!はしご型でした(1965年~1994年)

横断歩道に注目です。
昔の横断歩道は上の画像の通り、はしご型のものでした。

しかし、現在の横断歩道はこうなっておりました。


2014年8月1日撮影

ムムッ(´Д`)
歩行者から見て、縦の棒がなくなってしまったではないか(><)
つまり、はしご型の模様から、シマシマ型の模様に変ってしまったのです。

それはいったい何故だろう(´・ω・`)

現在のシマシマ模様に変ったのは1994年からでした。
はしご型の横断歩道ですと、どうしても白線の間に水がたまってしまい、スリップ事故の原因につながっておりました。

また、横断歩道に溜まっていた雨水が、車が通る事により歩行者にかかってしまい、とてもじゃないけど優しくないv(≧□≦)v

そこで、雨水が横断歩道にたまるのを解消する為に!
つまり、水はけを良くするために、縦の白線を省略したのです。塗料の厚みで水が出られなくなってしまったのですね(><)

もともと、日本に横断歩道が誕生したのが1920年です。路面電車をわたる際に作られたのが最初です。その後、法的に横断歩道の形が定義付けられたのが1960年。

上の画像!よく見るとわかるのですが、当時の横断歩道はゼブラが中央で食い違うデザインのものだったのです。(1960年~1965年)


1960年~65年までこのような横断歩道でした
その後、はしご型の横断歩道となり(1965年~1994年)、現在に至るというわけです。

世界の横断歩道を見渡すと、地域ごとに多少の違いがあるものの、シマシマ模様のものを採用している地域が多いようです。ビートルズの12枚目のアルバムであるアビイ・ロードのジャケットです(1969年発売)

やはり、シマシマ模様でした(^^) 実はこの横断歩道!重要文化遺産に指定されているのです。観光スポットになっており、ビートルズと同じポーズをとる観光客が少なくないようです。ロンドンに立ち寄った際は、お立ち寄りくださいね☆

どうして、塗料が白いのですか?
これは白色のずば抜けた特性を利用しているためです。 ホームにいる駅員さん!白い手袋をはめているのは何故ですか? でも書かせていただきましたが、光の反射率が高いので、白い手袋をはめているのです。

反射??

例えば、どうしてりんごが赤く見えるのか?
実は私達が見えている色というのは光の色なのです。りんごが赤く見えるのは、りんごに光をあて、赤い光だけが跳ね返っている(反射)ので、赤く見えているのです。

光の色は無数に存在します。その中でも、「赤」・「緑」・「青」が基本的な色として、光の三原色と呼ばれています。

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無数の光を当てても反射せず、すべて吸収されてしまう場合、その色は黒になってしまいますし、無数の光がすべて反射した場合、その色は白になるのです。

光は明るさを感じさせます。すべての光が跳ね返るということは、見えやすいという事になりますよね。そんな白の特性を利用して、横断歩道を白くしているのです。

つまり、黒っぽいコンクリートの色(光を吸収)と、塗料の白色(光を反射)を交互に反映させることで、より白色をクッキリ目立たせるよう、横断歩道を見やすくしているのです。

ホエェェ~~(*´О`*)

著者 出川 雄一(ツイッター)   障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。

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