前回のレポートでは、性同一性障害とは何ですか? というレポートを書かせていただきました。 差別や偏見のない社会を作りたい! ということで、今回もその本質について調べてみました。
性同一性障害の原因は残念ながら未だに解明されていません。
しかし、有力な説としてホルモンシャワー説が存在しましたのでご紹介いたします。
◎ホルモンシャワー説
あるドイツの学者さんが同性愛者794人を調べたところ、
1944年から45年に誕生した男性が多く含まれていたそうです。この時期は第2次大戦が激しかった時期と重なり、妊婦さんのストレスが原因なのではないか?と考えられています。
ん(´・ω・`) どういうこと??
人間の性別はいつ決まるのでしょうか?
実は・・・! 遺伝子レベルでは、精子と卵子が結びついた時点で、男の子なのか?それとも女の子なのか?が決まってしまうのです。
人間には、遺伝情報を伝える ”染色体” というものが備わっています。 そして、23組ある染色体のうち、1組が性染色体にあたります。 この性染色体は胎児の性別を決める重要な役割があるのですね♪
男性にはX染色体とY染色体が備わっており(X Y)
女性にはX染色体が2つ備わっており(X X) となります。
つまり、
胎児が男性の場合、Y染色体が備わっているのです。 ← ポイント
Y染色体を持った胎児は八週目から次第に睾丸が形成されます。そして、20週目になると、形成された睾丸から大量に男性ホルモンが分泌されるのです。
胎児が浴びる、このホルモンの事をホルモンシャワーと呼んでいます。
ホルモンシャワーを浴びた脳は、”男性脳”として形成され、
ホルモンシャワーを受けなかった脳は ”女性脳” として形成されます。 しかし、Y染色体が備わっているのにもかかわらず、このホルモンシャワーを十分に浴びなかった脳は、”女性脳” として形成されるとされています。
母体に強いストレスを与えると、または母体にホルモン剤((流産防止のステロイドなど)を打ち母体に負荷を与えてしまうと、ホルモンのバランスが乱れてしまい、ホルモンシャワーを十分に浴びないのではないか?と考えられています。
性同一性障害の本質が少しだけわかったぞ~ヾ(´∇`)ノ゙
ここで疑問に思ったぞ!
性同一性障害の方はどのぐらいいるのだろうか?ということで、次のレポートで調べてみたいと思います。 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家
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