正座が普及したのは江戸時代の初期頃です。
参勤交代で江戸に大名達が集まった時、「将軍の前では正座をしよう!」という決まりごとができ、各藩に広まったとされています。
正座と健康について調べてみると、
「血行が悪くなる」という意見を数多く目にしました。
「脚が短くなる」とか・・・
「脚の形が悪くなる」・・・ など、あまりいい話は出てきません。
しかし、
「正座は健康にいいのではないか?」
と唱える説も存在しています。
膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)をご存知でしょうか?
主に、成長期の段階で表れる現代病です。
「歩くとひざの辺りが痛いなぁ~」 こんな症状が出てきます。
ひざの裏にある軟骨が変形する事で起きているのですが、その軟骨に栄養が行き届いていないのが原因の一つだとされています。
この軟骨に栄養を行き渡らせる方法は・・・
ひざを曲げたり伸ばしたりすることで、軟骨に栄養を行き渡らせる事ができるようです。つまり、正座はむしろ良いのではないか?と指摘する専門家もいるのです。
膝蓋軟骨軟化症は欧米で多く見られ、戦前の日本ではあまり見受けられませんでした。 最近の日本人は椅子やソファーで生活することが多くなり、正座をする習慣が減ってきたために増えているのではないか? と考えられているのです。
何事も適度が一番です(^^)
著者 出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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