実は選挙の投票用紙は普通の紙と違うのです。折り目をつけても1秒後には元に戻る(早っ!)そんな優れた紙を使っていたのです。
「ユポ」という特殊な紙です。
主な材料はポリプロピレンというプラスチックを使っているので、とても丈夫な紙なのです!(ポリプロピレンは四大プラスチックの一つに数えられています)
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つまり、紙ではなくフィルムといったほうが正しいのかもしれません。
主原料がプラスチックなので、「水に濡れても破れない」・「長い間放っておいてもボロボロにならない」・「湿らない」 などの特徴があります。
その為、選挙用のポスターなどにも利用されています。
また選挙用紙の表面には特殊な加工を施しているので、鉛筆で自由に文字などを書くことができるのです。印刷もできるので、「地図」・「つり革広告」・「宅配便の包装紙」などにも利用されています。
昔の投票用紙は上質紙を使っていました。
しかし上質紙は普通の紙ですので、折り目が付くと戻りません。その為、開票するときにいちいち開かなければならず、かなり時間がかかっていたのです。
ユポにしてから開票時間が早くなりました♪
著者出川 雄一(ツイッター) 障がい者の工賃を高める仕組み(福祉資本主義)を考え、実践しております。主に点字名刺・点字印刷・ハンドメイドなど。障がい者ブランド(ココリティ)の活動も行っています。
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